レブラミド+リツキシマブ併用療法(R²)により腫瘍フレアがあらわれることがあります。
レブラミドによる腫瘍フレアの症状として、リンパ節、脾臓、肝臓などの急激かつ圧痛を伴う腫脹が認められ、軽度の発熱やびまん性の発疹(そう痒は伴わない)を伴うこともあります。レブラミドによる腫瘍フレアは1サイクル目(投与開始から3週目まで)に生じることが多く、レブラミド投与後数時間以内に症状が認められます。リンパ節腫脹等が認められた場合には、腫瘍フレアによるものではなく、疾患の進行によるものであることもありますので、注意してください。
異常が認められた場合には、副腎皮質ホルモン剤、非ステロイド性消炎鎮痛剤の投与など適切な処置を行い、必要に応じてレブラミドの休薬等を考慮してください。