レブラミド+リツキシマブ併用療法(R²)により骨髄抑制(好中球減少症、血小板減少症、貧血など)があらわれることがあります。そのため、定期的に血液学的検査を行うなど、観察を十分に行ってください。
異常が認められた場合には、レブラミドを減量、休薬するなど適切な処置を行ってください。
レブラミドの投与にあたっては、G-CSF製剤の適切な使用も考慮してください。日本癌治療学会より「G-CSF適正使用ガイドライン 2022年第2版」が公開されていますので、そちらも参考にしてください1)。
再発又は難治性の濾胞性リンパ腫及び辺縁帯リンパ腫を対象としたAUGMENT試験では、ASCOガイドラインまたはESMOガイドラインに従い、G-CSF製剤の投与について、主治医判断で実施するように治験実施計画書で規定されていました。
Grade 3または4の好中球減少症に対して、R²群では57/88例にG-CSFが投与されました2)。