FL, MZL
濾胞性リンパ腫,辺縁帯リンパ腫

MM
多発性骨髄腫

CML
慢性骨髄性白血病

PTCL
末梢性T細胞リンパ腫

ATLL
成人T細胞白血病・リンパ腫

MDS
骨髄異形成症候群

2023.06.08

レブラミド処方のポイント

注:レブラミドは米国Celgene Corporation (Bristol-Myers Squibbの関係会社) の登録商標です。

投与スケジュール


再発又は難治性の濾胞性リンパ腫及び辺縁帯リンパ腫 2020年2月承認

レブラミド及びリツキシマブは28日間を1サイクルとして投与します。レブラミドは1日1回20mgを各サイクルの1~21日目に経口投与、22~28日目は休薬し、12サイクルまで継続します。リツキシマブは375mg/m2を1サイクル目は1、8、15、22日目、2~5サイクル目は1日目に静脈内投与します。

多発性骨髄腫

国内外の臨床試験において、レブラミド+デキサメタゾン療法は、病勢進行あるいは耐容できない毒性が発現するまで継続されました。

5番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群

治療開始後16週(113日)を目途に治療効果の判定を行い、無効な場合は治療変更を考慮してください。

再発又は難治性の成人T細胞白血病リンパ腫

休薬せず、連日経口投与してください。

レブラミドの承認された用法及び用量

多発性骨髄腫

デキサメタゾンとの併用において、通常、成人にはレナリドミドとして1日1回25mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

5番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群

通常、成人にはレナリドミドとして1日1回10mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

再発又は難治性の成人T細胞白血病リンパ腫

通常、成人にはレナリドミドとして1日1回25mgを連日経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

再発又は難治性の濾胞性リンパ腫及び辺縁帯リンパ腫

リツキシマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはレナリドミドとして1日1回20mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する。 これを1サイクルとして最大12サイクルまで投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

当該製品の使用に際しましては、
添付文書をご覧くださいますよう
お願い申し上げます。

レブラミド添付文書情報 pdf_icon  

レブラミド適正使用ガイド pdf_icon