FL, MZL
濾胞性リンパ腫,辺縁帯リンパ腫

MM
多発性骨髄腫

CML
慢性骨髄性白血病

PTCL
末梢性T細胞リンパ腫

ATLL
成人T細胞白血病・リンパ腫

MDS
骨髄異形成症候群

2023.06.08

R²により発現する副作用マネジメント

本ページではR²で発現する主な副作用のマネジメントを紹介しています。
その他の副作用等については、最新の
添付文書 適正使用ガイドをご参照ください。

注:レブラミドは米国Celgene Corporation (Bristol-Myers Squibbの関係会社) の登録商標です。

骨髄抑制

対処法

レブラミド+リツキシマブ併用療法(R²)により骨髄抑制(好中球減少症、血小板減少症、貧血など)があらわれることがあります。そのため、定期的に血液学的検査を行うなど、観察を十分に行ってください。
異常が認められた場合には、レブラミドを減量、休薬するなど適切な処置を行ってください。

図 

再発又は難治性の濾胞性リンパ腫及び辺縁帯リンパ腫での血小板減少/好中球減少発現時の休薬等の目安

レブラミドの投与にあたっては、G-CSF製剤の適切な使用も考慮してください。日本癌治療学会より「G-CSF適正使用ガイドライン 2022年第2版」が公開されていますので、そちらも参考にしてください1)
再発又は難治性の濾胞性リンパ腫及び辺縁帯リンパ腫を対象としたAUGMENT試験では、ASCOガイドラインまたはESMOガイドラインに従い、G-CSF製剤の投与について、主治医判断で実施するように治験実施計画書で規定されていました。
Grade 3または4の好中球減少症に対して、R²群では57/88例にG-CSFが投与されました2)

図 

AUGMENT試験における発現状況

  1. 日本癌治療学会. G-CSF適正使用ガイドライン 2022年10月改訂 第2版
  2. CC-5013-NHL-007試験(承認年月:2020年2月、CTD2.7.6.1) 〈承認時評価資料〉

当該製品の使用に際しましては、
添付文書をご覧くださいますようお願い申し上げます。

レブラミド添付文書 pdf_icon

レブラミド適正使用ガイド pdf_icon