FL, MZL
濾胞性リンパ腫,辺縁帯リンパ腫

MM
多発性骨髄腫

CML
慢性骨髄性白血病

PTCL
末梢性T細胞リンパ腫

ATLL
成人T細胞白血病・リンパ腫

MDS
骨髄異形成症候群

2023.06.16

AUGMENT試験(NHL-007試験:国際共同第Ⅲ相臨床試験):再発又は難治性の濾胞性リンパ腫及び辺縁帯リンパ腫におけるレブラミド+リツキシマブ併用療法(R²)の有用性

「警告・禁忌」等その他の項目は、
添付文書をご参照ください。

注:レブラミドは米国Celgene Corporation (Bristol-Myers Squibbの関係会社) の登録商標です。

安全性

有害事象

R2群で174例(98.9%)、Rit単独群で173例(96.1%)に認められました。

主な有害事象(いずれかの群で10%以上)

重篤な有害事象

R2群で45例、Rit単独群で25例に認められました。主な重篤な有害事象は、R²群では肺炎5例、発熱性好中球減少症5例、肺塞栓症4例、Rit単独群では肺炎5例でした。

レブラミド又はプラセボの投与中止に至った有害事象

R2群で15例、Rit単独群で9例に認められました。その内訳は、R2群では好中球減少症5例、白血球減少症1例、血小板減少症1例、胸水1例、肺塞栓症1例、全身性そう痒症1例、皮膚剥脱1例、深部静脈血栓症1例、リンパ浮腫1例、心肺不全1例、腸の軸捻転1例、肺炎1例、一過性脳虚血発作1例、Rit単独群では好中球減少症1例、血小板減少症1例、リンパ節症1例、発疹1例、表在性静脈炎1例、心房粗動1例、うっ血性心不全1例、拡張機能障害1例、収縮機能障害1例、肺炎1例、聴力低下1例、網膜剥離1例でした。

リツキシマブの投与中止に至った有害事象

R2群で6例、Rit単独群で2例に認められました。その内訳は、R2群では急性肺損傷1例、肺塞栓症1例、腸の軸捻転1例、アナフィラキシーショック1例、注入に伴う反応1例、腫瘍崩壊症候群1例、Rit単独群ではアナフィラキシー反応1例、肺炎1例でした。

死亡に至った有害事象

R2群で2例、Rit単独群で2例に認められました。その内訳は、R²群で不整脈1例、心肺不全1例、Rit単独群で全身健康状態低下1例、肺炎1例でした。

CC-5013-NHL-007試験(承認年月:2020年2月、CTD2.7.6.1)〈承認時評価資料〉