FL, MZL
濾胞性リンパ腫,辺縁帯リンパ腫

MM
多発性骨髄腫

CML
慢性骨髄性白血病

PTCL
末梢性T細胞リンパ腫

ATLL
成人T細胞白血病・リンパ腫

MDS
骨髄異形成症候群

2023.06.16

AUGMENT試験(NHL-007試験:国際共同第Ⅲ相臨床試験):再発又は難治性の濾胞性リンパ腫及び辺縁帯リンパ腫におけるレブラミド+リツキシマブ併用療法(R²)の有用性

「警告・禁忌」等その他の項目は、
添付文書をご参照ください。

注:レブラミドは米国Celgene Corporation (Bristol-Myers Squibbの関係会社) の登録商標です。

全生存期間(OS)〈副次評価項目〉

両群ともに、無作為割り付けからあらゆる原因による死亡までの期間であるOS中央値は未到達でした。R2群のRit単独群に対するハザード比は0.61でした。

副次評価項目のサブグループ解析

FL患者における全生存期間(OS)

FL患者において、両群ともに、OS中央値は未到達でした。R2群のRit単独群に対するOSのハザード比は0.45でした。

次治療までの期間(TTNT)〈副次評価項目〉

無作為割付けから新たなリンパ腫治療(化学療法、放射線療法、放射線免疫療法又は免疫療法を含む)の開始までの期間であるTTNT中央値はR2群では到達せず、Rit単独群では32.2ヵ月でした。

全奏効割合(ORR)及び完全奏効(CR)割合〈副次評価項目〉

完全奏効(CR)又は部分奏効(PR)を示した患者の割合であるORRはR2群で77.5%、Rit単独群で53.3%であり、R2群で有意に良好でした(stratified CMH検定、p<0.0001)。CRを示した患者の割合であるCR割合は R2群で33.7%、Rit単独群で18.3%でした。