血液内科領域の情報メディア

 

FL, MZL
濾胞性リンパ腫,辺縁帯リンパ腫

MM
多発性骨髄腫

CML
慢性骨髄性白血病

PTCL
末梢性T細胞リンパ腫

ATLL
成人T細胞白血病・リンパ腫

MDS
骨髄異形成症候群

2021.08.04

CML診療における検査 病態・治療との関わりを含めて

CMLに対する治療の効果判定基準
  造血器腫瘍診療ガイドライン 2018年版補訂版[2020年4月]

  • 治療では段階的に、血液学的寛解、細胞遺伝学的寛解、分子遺伝学的寛解を目指す。
  • 現在のTKIを用いた治療においては、「MMR」が1つの重要な指標となっている。

CML:治療効果の判定基準

  • 慢性期のCMLでは、現在、TKIが治療の第一選択肢となる。
  • TKIによる治療が開始されると、①血液検査で血液学的奏効、②骨髄検査で細胞遺伝学的奏効、さらに③RQ-PCR法などで分子遺伝学的奏効を評価する。

CML:治療効果のモニタリング -ELNガイドライン2020

  • 治療効果のモニタリング頻度として、CHR達成までは2週間ごと、MMR達成後は少なくとも3ヵ月ごとの実施を推奨している。
  • BCR-ABL1 ISの著しい増加や、治療失敗(Failure)に該当する値の場合、骨髄検査で病期の再確認や骨髄染色体検査で付加的染色体異常の有無が検討される。
  • MMRはBCR-ABL1 ISで0.1以下、MR4.0は0.0032、MR5.0は0.001と設定されている。
  • 最近は、MMRより深い奏効、DMRが治療目標とされている。

TKIによる治療効果の判定基準 -ELNガイドライン2020

  • TKIの治療効果の判定基準として1st Lineと2nd Lineともに、「3ヵ月時点でのBCR-ABL1 IS≤10%、6ヵ月時点でのBCR-ABL1 IS≤1%」の達成が効果十分:Opitmalと位置付けられている。
  • 効果判定基準とともに、患者の特徴、併存症、忍容性を鑑みて、治療の継続または変更が検討される。
  • 診断時における指標として、先程ご紹介したLTSスコア(EUTOS長期生存スコア)が挙げられている。

製品情報

RevMate_logo

レブラミド・ポマリストにかかわる医療関係者の皆さまに、 レブラミド・ポマリスト適性管理手順「RevMate(レブメイト)」の概要、 遵守いただきたい事項や、処方・調剤の手順などを 解説しています。

RevMateをみる arrow