FL, MZL
濾胞性リンパ腫,辺縁帯リンパ腫

MM
多発性骨髄腫

CML
慢性骨髄性白血病

PTCL
末梢性T細胞リンパ腫

ATLL
成人T細胞白血病・リンパ腫

MDS
骨髄異形成症候群

2023.10.13

イストダックス外国第2相臨床試験:再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)に対するイストダックスの有用性


警告・禁忌を含む注意事項等情報はDIページをご参照ください。

⼀部承認外の成績が含まれるデータがありますが、承認時の評価資料のため紹介します。

完全奏効持続期間、奏効持続期間〈副次評価項目〉

完全奏効を示した20例における完全奏効持続期間、PR以上の奏効を示した34例におけるPR以上の奏効持続期間は中央値に達しませんでした。

完全奏効持続期間のKaplan-Meier曲線〈副次評価項目〉
(病理組織学的末梢性T細胞リンパ腫集団)

GPI-06-0002試験(承認年月日:2017年7月3日、CTD2.7.6.7)<承認時評価資料>

PR以上の奏効持続期間のKaplan-Meier曲線〈副次評価項目〉
(病理組織学的末梢性T細胞リンパ腫集団)

#

Kaplan-Meier法により推定された中央値とその95%信頼区間

GPI-06-0002試験(承認年月日:2017年7月3日、CTD2.7.6.7)<承認時評価資料>

安全性〈副次評価項目〉

外国第2相臨床試験の再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫患者において、131例中121例(92.4%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められました。主な副作用は悪心71例(54.2%)、血小板減少症52例(39.7%)、疲労51例(38.9%)、嘔吐44例(33.6%)、食欲減退43例(32.8%)、好中球減少症38例(29.0%)、下痢30例(22.9%)、貧血28例(21.4%)、味覚異常27例(20.6%)、発熱23例(17.6%)、無力症、便秘 各19例(14.5%)でした。
重篤な有害事象は61例(46.6%)でみられ、主な重篤な有害事象は発熱11例(8.4%)、肺炎7例(5.3%)でした。投与中止に至った有害事象は25例(19.1%)でみられ、主な投与中止に至った有害事象は血小板減少症、肺炎 各3例(2.3%)でした。死亡に至った有害事象は7例(5.3%)でみられ、主な死亡に至った有害事象は肺炎、敗血症 各2例(1.5%)でした。

本試験では制吐剤の予防投与が推奨されました。

主な副作用(安全性解析対象集団)

n=131

PTCL30_tab1

n又はn(%)

MedDRA /J ver.18.1

全Gradeにおける発現割合10%以上を表示

GPI-06-0002試験(承認年月日:2017年7月3日、CTD2.7.6.7)<承認時評価資料>より作成

2023年10月作成

承認番号:2017-JP-230000813