生き物と野球に明け暮れた少年時代

子供のころは、何に興味がありましたか?

黒田

生き物が大好きで、犬を飼いたかったのですが、マンション住まいだったので飼うことができず、それで、鳥や魚や昆虫など、小さなものをたくさん飼っていました。メダカを増やしたり、カブトムシを幼虫から育てたり。今でも、スイカの匂いを嗅ぐとカブトムシの餌が思い浮かぶので、スイカが食べられません。小学生のときはジュウシマツをつがいで飼っていたのですが、勝手に繁殖して、気が付いたら20羽ぐらいになっていたこともありました。縁日のカメ釣りでとったカメもいましたね。

ご出身はどちらですか。

黒田

兵庫県の西宮です。近くに甲子園球場や西宮球場があり、プロ野球選手が大勢住んでいたので、そういう方にキャッチボールをしてもらったり、遊んでもらったりした記憶があります。同じ小学校にプロ野球選手の子もいました。そんな環境で育ったので、少年時代は野球に熱中していました。甲子園大会のシーズンになると、近所の旅館に宿泊している地方の高校球児たちの練習する姿がみられ、すごいなあと憧れていましたから、当然、中学は野球部に入りました。

野球のポジションはどこだったのですか。

黒田

ピッチャーをやりたかったのですが、最初は背が低かったので内野手でした。中学2年になって、背が伸びてきたのでいよいよピッチャーをやることになりましたが、うまくなりたい一心で練習で球を放って、放って、放りまくっていたら、肩を脱臼して球が投げられなくなってしまいました。いわゆるルーズショルダーですね。病院で検査を受けたら、手術するしかないと言われ、僕は治したいけれど、親は野球選手にするつもりはないと話がかみ合いません。結局、野球を諦めて、高校3年までは、かなりふてくされた生活を送っていましたね。