鉄道ファンで、中2のときには北海道へ一人旅

先生の趣味のお話をお聞かせください。

清井

趣味と言えるようなものはないのですが、昔は「鉄ちゃん」だったのです。乗るのも好きですが、いわゆる「撮り鉄」です。

和歌山に住んでいた昭和40年代初頭にはキハ81系、ブルドッグ型の特急「くろしお」が家の前を通過するのを憧れの眼差しで見ていました。そのうち、家のカメラで撮るようになったのです。

中学生のころはSLが好きで、忘れもしない1975年12月14日、日本のSL営業最終日に北海道の室蘭本線へ一人で行きましたね。中学2年生でした。平日に学校を休まなければならなかったのですが、担任の萬代先生は「行くのだよね」って言って、すんなり許してくださいました。12月の北海道は寒かったですが、雪の中を走る最後のSLを撮ろうと、朝の5時ぐらいから大勢の鉄道ファンが集まっていました。
大学に入ってからも、SLが復活したころの大井川鐵道やブルートレインの写真を撮りに行ったりしていましたが、だんだん忙しくなって、医師になってからはそんな世界から遠ざかってしまいました。

では現在、先生がお好きなことはなんですか。

清井

好きというよりも、癒しになっているのが愛犬です。犬は世話が大変なので、飼うことにあまり賛成ではなかったのですが、2年前、東京で講演会の最中に妻から電話がかかってきたのです。滅多にないことなので、何かあったのかと思ってかけ直したら、「ペットショップにいるんだけど、犬飼っていい?」というわけです。忙しかったので「いいんじゃない」と言って切りました。

日曜の夕方、子犬がいるのかなと思って帰宅したら、「さあ、買いに行きましょう」というのです。犬を飼うにはケージや犬小屋なども必要になるため、運搬係として僕を待っていたのですね。出張帰りで疲れていましたが、餌やワクチンなどの説明を聞き、保険に入って、帰ったら夜の8時頃でした。空腹をこらえて犬小屋を組み立て、ご飯は犬が優先です。大変な日でした(笑)。

子犬はマルプーという人気のミックス犬だそうで、モコと名付けました。僕が遅く帰宅すると、家族がみんな寝ていても、ちゃんと迎えに出てくるんですよ。だから、帰宅して10分ぐらいはまず犬と遊んで、それから風呂に入って、出てくるとまだ待っているのです。癒されますよね。